静岡県内での生命保険の見直し・比較・無料相談なら保険代理店『アイマーク』の保険なっとく相談会へ

通話料無料:0120-719-194 [受付] 9:00〜18:00(日曜日・祝日お休み)
取扱い保険会社一覧
サイトマップ
アイマークTOPコラム

コラム

コラム

2012/12/24

本当に3人に1人はがんで亡くなるのか? 

本日も前回に引き続き


死亡者の統計などを確認しながら


ブログを進めていきたいと思います。




手元にある保険会社のがん保険のパンフレットがあります。




その1ページ目には




日本人が一生涯でがんになる可能性


男性 53.6%


女性 40.5%


という数字があります。




そして、その下には




約3人に1人は、がんで亡くなります。と続きます。




平成22年度の全死因でがんによる死亡は


男女総数で29.5%


と記述されています。




出典は「平成22年度厚生労働省『人口動態統計』


となっています。




早速、厚生労働省のホームページから


上記データを確認してみましょう。




検索してもどこに行ったら良いのかわかりません。




ようやく探し当てたデータは


第7表 死因順位


です。




このデータは生命保険業に携わる者に


さまざまな示唆を与えてくれるような気がします。




平成22年のデータをもとに話を進めていきます。




全死亡者は119万7012人です。


全人口が外国人を含め平成22年は


12800万人となっています。




となると、全人口に対する死亡者の割合は


0.93%となります。




そのうち、がん(悪性新生物)で亡くなった方は


35万3499人です。


おおよそ、120万人の死亡者の中で29.5%が亡くなっていて


保険会社のパンフレットどおりとなっています。


(当然といえば当然ですが)




しかし、死亡者の年齢別の統計を見ていてあることに私は気付きました。


全死因では80歳以上の死亡者が年齢とともに増加しているのですが、


がんの死亡者は50歳代からその数が急上昇しています。




ということは、現役世代ではもしかしたら


がんの死亡者の割合はもっと多いかもしれないぞ、


と仮説を考えて20歳から59歳までの現役世代の数字のみで


統計してみました。




全死亡者(20歳から59歳)数は10万4616人です。


全年齢では約120万人でしたから、


現役で亡くなる方はその1割にも満たないことになります。




その中でがんが原因で亡くなった方は


3万6962人です。


その割合は35.3%となり、全人口での比率よりも


上昇しています。




やはり、現役世代はがんで亡くなること、


あるいはがんで治療することを前提に保険を用意していくことが


重要な感じがしました。




現役世代のみを数値にすると


もう一つ全年齢とは違うデータがあることに気付きます。




自殺者の割合です。




全年齢においては


7番目の死亡原因だった自殺が


現役世代のみでは、


16.8%の割合となり


2番目の死亡原因となります。




本日の分析はこのくらいにしておきます。


ページトップに戻る