本日は地震保険について
東北の大震災を受けて、
これまでの地震予知や地震防災のあり方が
大きく見直されています。
昨日、静岡県焼津市の市長選挙がありましたが、
争ったお二人の争点の一つに津波への対策が挙げられました。
平成22年3月の総務庁の調査では、静岡県の地震保険の加入率は
24.4%です。
地震保険は火災保険に特約として付帯する必要があります。
その火災保険に対して、静岡県の地震保険特約が付いている割合は
51.5%となっています。
震災に見舞われた宮城県の当時の付帯率は
地震保険32.5% 火災保険への特約付帯率66.9%
となっています。
当時の全国平均が23%の加入率ですから、
静岡県は全国平均よりもちょっと上という状態です。
では、全国1位の加入率はどこかというと、
愛知県です。
加入率は34.5%にのぼります。
この差は何故?
地震への意識が静岡県民が愛知県民と比較して低いとは
到底思えません。
考えられるのは、
地震保険料の差なのかと思いました。
しかし、日本一高い地震保険料のグループに入っている静岡県ですが、
愛知県はその一つ下のグレードの県で、
それ程、保険料は変わりません。
となると、理由は我々のような保険代理店の努力不足?
となるかもしれません。
地震保険の加入率が静岡県がNo1
こんな風に言われることが常識になるように
私たち代理店が意識を変革しないといけないのかもしれません。