今日は生命保険料と年末調整についてお伝えします。
生命保険のご加入のみなさんには、
10月の中旬ごろから加入中の保険会社から
順次、生命保険料控除証明書が届いていると思います。
今年は生命保険業界にとっては、
年末に大きな波が押し寄せてきそうです。
それは、生命保険料控除のしくみが今年、
大きく変わったからです。
2012年1月1日以降の生命保険契約に適用されますが、
控除の区分が
1 一般生命保険料
2 介護医療保険料
3 個人年金保険料
に分かれます。
ここで、ご注意いただきたいのは、
従来の控除制度は
主契約が何かで証明書が発効されていましたが、
2012年1月1日以降の契約日からは
主契約、特約それぞれに対して
上記の3区分が適用されると言うことです。
ですから、医療保険が無事故給付金付きだった場合など、
その部分については、
医療保険ではなく、一般の生命保険料に区分される場合が
出てくるわけです。
郵便で届いた証明書を会社に提出しようとした時、
はじめて上記のような事実に気がつくご契約者が
どのくらいいらっしゃるのか?
これに対して、
どのくらいの方が保険会社、あるいは代理店にお問合せをなさるのか?
おそらく、各生命保険会社はお問合せ件数を予想し、
それに対してどのように対応するのかを
時間をかけて対策しているはずです。
しかし、予想を超える問合せがある可能性も否定できません。
我々、代理店サイドも
お客様からのお問合せに対して
例年どおりの対応はありえないことを
肝に銘じて準備しておく必要を感じます。