印刷業界の営業マンだった私が、
生命保険業界に身を投じたのが
1997年7月です。
現在、15年目の業界生活をしております。
永く保険業界に携わっていると、
やはりお客様の悲しいお知らせを受けたり、
大病をされたというご連絡をいただくことが
多くなります。
このところ、
お客様から腫瘍マーカーで数値が上がり、
検査入院をする、
あるいは、がんが見つかった
というご連絡を頻繁にいただきました。
私の保険設計において、
死亡保障へのこだわりは当然として、
生きる保障として、
がんに対する手厚い保障にこだわり続けてきました。
ですので、
ご連絡いただくお客様には、
一般的な保障に上乗せする保障をご提供してあります。
それにしても、
がんに罹患したとご連絡いただくお客様の多いこと。
これには、腫瘍マーカーという検査が
大きくからんでいるようです。
この腫瘍マーカーについて確認してみます。
まず、代表的な腫瘍マーカーである
PSAについて。
50代を過ぎると前立腺肥大という疾患が気になります。
その前立腺に発生するガンが前立腺がんなのです。
日本人男性のガン死亡者の3.5%がこのガンで亡くなっています。
欧米人に比べて、圧倒的に死亡者の割合は低くなっています。
私も叔父をこのガンで亡くしています。
PSAは前立腺特異抗原(ぜんりつせんとくいこうげん )と呼ばれる
たんぱく質分解酵素で、
前立腺肥大や前立腺ガンにより、
その分泌が増大されることから、
その部位の異常を知らせる信号として検査されるわけです。
そういう物質を腫瘍マーカーと呼ぶわけです。
PSAの数値が上がったからといって、
即、前立腺ガンというわけではありません。
この数値が上昇すると、
次に生体検査などの本格検査に移行するわけです。
その他の代表的な腫瘍マーカーとしては、
AFP 肝臓がん
CEA 大腸がん・すい臓がん
BCA225 乳がん
などがあります。
この腫瘍マーカーの検査により、
早期にガンが発見される確率が上昇しているそうです。
ガンは早期に発見できれば、
完治する確率は相当高いと言われます。
お客様だけでなく、
すべてのみなさんの健康な生活のためにも、
定期的な健康チェックと腫瘍マーカーのチェックが
必須ですね。