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2011/10/30

海外旅行保険は必要か?

そろそろ、クリスマスから年末年始の

旅行の予定を立て始めている方も

多いかと思います。


今日は、海外旅行保険について考えて見ます。


海外旅行に行くとき、

海外旅行保険に加入されていますか?


1 クレジットカードがあり、、

  自動付帯の保険で十分にまかなえる。


2 そんなもの必要だと思わなかった。


3 面倒で加入しなかった。


以上、3点が海外旅行保険に加入していなかった方に

その理由をお聞きしたときの答えの大部分だったようです。


では、上記理由のうち、1番と2番は検証してみる必要がありますね。


まず、1番


もし、クレジットカードの保険を頼りにしていて、

ハワイのホノルルで盲腸炎にかかったとします。


この場合、230万円の治療費用を覚悟する必要があります。


クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、

ベーシックなカードでしたら、

治療費用は50万円から100万円の費用が上限になります。


これでは、足りないわけです。


とはいえ、日本に帰ってきてから、

若干ほっとする制度があります。


2番の理由とも関連していますので、

そちらの説明に入ります。


それは、厚生労働省が日本において認めているような

治療を海外で受けた場合に、自己負担3割として、

治療費用の差額を後から戻してくれる制度があるからです。


ただ、手続きは簡単ではありません。

関東甲信越厚生局のHPから引用します。


Q海外で病気になったため病院へかかりました。

保険給付は受けられますか。


A海外で診療をうけた場合は、

後日「海外療養費」としてご加入の

健康保険組合等に請求することができます。

必要書類は、

1.「海外療養費支給申請書」

(協会けんぽにご加入なら、こちらのリンクから

1のやむをえない理由・・をご確認ください。)


2.診療内容が確認できる医師の証明書


3.内訳がわかる領収書等


 となりますが、

 医師の証明書および内訳がわかる

 領収書には日本語訳を添付してください。

 また、民間の保険会社から保険金が支給される場合でも、

 請求することが出来ます。


とはいえ、日本と海外では

医療費の設定が違いますし、

ギブスで足を固定されて日本に帰ってくるようなケガ

の場合は、航空料金に莫大な上乗せが必要になります。

そういう費用は3割負担とは全く関係ない費用になります。


海外旅行保険の必要性について、

深く考えてみると、

単純な医療費のみに焦点をあてた場合、

帰国してから還付される医療費や

自分で加入している医療保険も考慮すると、

現地でちゃんと支払える金銭的余力と、

ある程度の現地言語力

(今は自費で払うが、帰国後必要な診断書を送るので、

記入して返送して欲しいと伝えられることが最低条件)

があれば、

なんとかなるのかもしれません。


では、なぜある損害保険会社から、

治療・救援費用について

支払無制限という保険が販売され、

人気を博しているのでしょう。


保険会社に聞いてみたところ、

以下のような情報を教えてくれました。


ペルーのマチュピチュみたいなところで、

突然、脳卒中を発症した場合、

ドクターヘリを飛ばすことになります。


その費用は数百万円になる可能性があります。


そして、現地の病院では手術が出来ない場合、

今度は都市の病院に移送されることもあります。


そこで、手術をし、家族が日本から駆けつける。


1ヶ月の入院をした後、

どうしても日本で治療を受けたいと、

完治前に日本に帰ります。


その場合、医師、看護婦が日本まで付き添う必要があります。


航空機は一列、全部の料金を支払う必要があるそうです。


このような状況が発生した場合、

かかる費用は4000万円程度になるそうです。


こうなると、カード付帯の海外旅行保険のみならず、

1000万とか、2000万とかの上限が付いている海外旅行保険でも

足が出てしまいます。


その他、個人賠償責任保険で

お風呂のお湯の出しっぱなしで50万円の支払をしたとかの

事例はありますが、

脳卒中の例と比較すると

乗り越えられないお金ではありませんし、

それこそ、カード付帯の保険でまかなえそうです。


このように見てみると、

大都市で医療事情が優れているところばかり観光するのなら、

ベーシックな海外旅行保険でも安心ですが、

医療事情が整っていないような場所を観光するなら、

治療・救援費用が無制限となる

海外旅行保険に加入しておいたほうが

安心です。

という結論になりそうです。




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