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2011/10/14

約款のCD−ROM化を思う

今日は約款のことを考えてみます。


約款については、

色々な思い出があります。


生命保険業界で最初に私に約款の大切さを

教えてくれたのは

ソニー生命静岡支社の岩下支社長(当時)をはじめとした

管理スタッフの皆さんです。


まず、申込書の枚数よりも約款の持ち出し数が少ないようなことが

万が一起こったら、

それは申込書をお預かりしたのに、

約款をお渡ししていない証拠です。


営業を管理し、そのコンプライアンスの意識を徹底するには

約款と申込書の枚数を日々チェックすることが大切だと学びました。


入社して数ヶ月経った時、

約款を通読していないことで営業所長に叱られました。


毎週連続で申込書をいただくには、

日夜、自動車で走り回り、

空いた時間はお客様へのお電話で明け暮れていた毎日。


そんな忙しさの中で、

私は約款を通読することになります。


選んだ約款は『総合医療保険』だったと記憶しています。


その時は、ある程度薄くて、

汎用性のある医療保険の約款を選んだわけです。


その後、さまざまな事例に直面するたび約款を読み直していますが、

過去のご契約いただいたお客様に係わる約款が

手元に残っていないことが気になり始めています。


約款はご契約の当時の約款が

現在に至っても適用されます。


たとえば、手術給付金は88種類の手術と規定されていますが、

技術の進歩により、

手術の種類が100種類とかになった場合、

古い約款では対応できないことになります。


そんな疑問を持って、

ソニー生命時代に本社の約款を管理する部隊に

質問をしたことがありました。


答えとしては、

柔軟に対応しますので、

そこまで心配されなくても良いですよ。


とのことです。


本気で生命保険をお客様にご案内しようと覚悟して

この保険業界に飛び込んだ私にとって、

約款の文字、一つ一つはお客様への責任を

現す大切なものです。


その約款がCD−ROM化され始めています。

本当にこれで良いの?


当初、CD−ROM約款が出始めた時、

正直私は反対でした。


でも、今はデータ化されることで、

保管が簡単になり、

今の約款が過去のものになっても、

保管が容易にできるメリットを感じています。


そうなんです。


過去の約款が手元になくて、

何を語れるのでしょうか?


約款ライブラリーのようなものを

独自に当社が用意しようと当社は考えています。


新契約に係わる販売の面ばかりに眼が行きますが、

お客様をお守りするという面で、

過去にご案内したご契約の約款をすぐに確認できる手段を

保険会社さんとともに整えて行きたいと考えています。


そんな意味において、

CD−ROM化はありがたいと考えるべきなのでしょう。


保険会社さんにお願いです。


過去に販売した生命保険の約款も

早くデータ化して

約款ライブラリを我々に提供してください。


よろしくお願いします。




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