静岡県内での生命保険の見直し・比較・無料相談なら保険代理店『アイマーク』の保険なっとく相談会へ

通話料無料:0120-719-194 [受付] 9:00〜18:00(日曜日・祝日お休み)
取扱い保険会社一覧
サイトマップ
アイマークTOPコラム

コラム

コラム

2011/10/02

法人に保険金をお支払するということ

先日、長くお付き合いいただいた

会社の会長様がお亡くなりになりました。


私がソニー生命時代に、

ある方のご紹介で

生命保険をご提案させていただき、

それからのお付き合いです。


当時、社長様でしたが

後継者にバトンタッチされ、

会長として後継者の社長様をご支援されておいででした。


その会長様がお亡くなりになり、

保険金をお支払させていただきました。


お手続きが完了して

ご挨拶させていただいた折、

経理を担当されている部長さんから

一言、お言葉をいただきました。


『村松さんの提案してくれた保険は、

P/Lにインパクトを与えないので助かったよ。』


本当にこの言葉に涙が出そうなくらい感動しました。


でも、これってどういう意味?


と質問されそうですので、

少し解説します。


P/Lとは、

財務諸表の一つです。


一般的に財務諸表というと

1 貸借対照表 バランスシート(B/S)とも表記します

2 損益計算書 プロフィットアンドロス(P/L)とも表記します

3 キャッシュフロー計算書


などが一般の会社で使われている諸表です。


部長さんが言われたP/Lとは損益計算書のことで、

企業の、

ある一定期間 における収益と費用の状態を表すものです。



今回の保険金支払において、

会社のP/Lにインパクトを与えなかった理由は

私のご案内した保険が

終身保険であったためです。


終身保険の場合、

保険料が資産に計上され続けていくため、

保険金を受け取ったとき、

一気に利益が増えることがなく、

資産計上していた総額と受け取った保険金の差額のみを

利益として計上すれば良かった訳です。

(経理の話で、ちょっと難しくなってしまい申し訳ございません)


このことを経理を担当されている

部長さんは

『P/Lへのインパクト』

という言葉で表現されたわけです。


法人に対する保険のご案内というと、

どうしても


『税金を節約する商品』



に目が行きがちですが、

本来、保険は人の死亡による経済的損失を補うものです。


その意義は法人に対する保険でも同じことだと考えます。


経営者が万が一死亡されたときの損失を保障するのが、

法人向けのご提案の柱になるはずです。


米国では、

損金扱いできる生命保険は無いと聞きます。


私も損金扱いできる保険だからどうぞ、

というトークは大嫌いです。


今回の出来事は、

私が昔から一貫してご提案を続けてきたことが、

間違っていなかったということを

証明してくれたように感じさせてくれました。


会長様、ありがとうございました。


どうぞ安らかに。


そして、御社の

更なるご発展をお祈りいたします。



合掌




ページトップに戻る