私たち保険ナビゲーターの仕事は
お客様のご要望をヒアリングし
一緒にお客様のご要望に添った保険を
見つけ出すことです。
その際、私たち保険のプロは
ある悩みを抱えることがしばしばあります。
それは、
私たち保険ナビゲーターがプロとして
お客様に加入して欲しいと思う保険と
保険のことを漠然としか理解していないお客様が
欲しいと思う保険に
ちょっとした差があることです。
たとえば、
お子様がすべて独立されたご夫婦が
いまだに数千万円の保障を大切にされていて、
その保険料が、
かけ捨てられているような場合です。
保険はその人の価値を表す指標ではなく、
その人が亡くなった場合に
残された家族が経済的に困らないように用意する
埋め合わせの道具です。
経済的な損失がそれほどでないなら、
保険を減らしてしまっても良いように思うのですが、
お客様はそんなに簡単に割り切れません。
自分の価値が減ってしまうように感じたり、
ここまで保険を続けてきて、
何も利用しないまま、
保険金を下げてしまうのはなんだかもったいない。
そんなふうにお客様は感じるようです。
こんなギャップが死亡保険だけでなく、
医療保険や貯蓄性のある学資保険や
年金保険などでも簡単に起こります。
私たちはインフレを恐れているのですが、
お客様はそんなこと気にもしていない。
そんな時、私どもではお客様のお気持ちを
基本的に尊重するようにしています。
理論的には、
あるいはファイナンシャルプランナーの教科書的には
私たちが正解であったとしても、
お客様の気持ちが動かなければそれは不正解だと思うのです。
そこに至って、
お客様が頑固だからだとか、
お客様の理解が悪いだとか言う理屈が出てしまうようでは
保険ナビゲーターは失格です。
日本人の保険観を変化させるには
相当な時間がかかるように思います。
しかし、私はその日が一日でも早く来るように
日々、来店型保険ショップを経営しています。
あきらめてはいません。
将来必ず、日本人の保険観が変わって、
担当者が知り合いだから入ってあげる保険から
自らが選んで購入する保険に変わる時が来ます。
そのとき初めて、
私たちがご案内したい保険とお客様が望んでいる保険が
ピッタシ、一致することが普通のことになるのだと思います。
それまではお客様に
保険の本質をお伝えしながらも、
お客様のお気持ちに添った保険を提案していくバランス感覚を大切に
ご相談会に臨んでいきたいと考えています。
少しずつ、あせらずお客様を保険の本質に導いていければ
私たちの努力は無駄ではないと心得ておきましょう。
『保険アイマーク』では、
静岡県内でTVCM放映開始に連動して、
ホームページにキャンペーンのご案内を掲載しました。
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