あまり日本では知られていませんが、
所得補償保険というものがあります。
米国やドイツなどでは、
大変加入率の多い保険ですが、
日本ではなぜか注目されず、
保険会社も新商品の投入には消極的です。
私はこれぞ必要な保険だと思うのです。
入院すると支払われる医療保険は大変ポピュラーですが、
病気や怪我で働けなくなったとき、
自宅療養でも月々の所得を補償してくれる
所得補償保険について
考えて見ます。
現在、厚生労働省は医療費の削減を目指して、
入院患者の入院日数を減らしていく努力を続けています。
その結果、本来なら入院するような状況でも、
退院して自宅療養になるような患者さんも増えてきています。
そうなると、入院していませんので
医療保険の主契約からは給付金の支払はありません。
そんな状態でもサラリーマンでしたら、
お給料は有給休暇が使えますから、
すぐには減りません。
逆に自営業は、収入の見込みが断たれてしまいます。
サラリーマンと自営業では、
所得補償の必要性がまるっきり違います。
サラリーマンなら有給休暇を使い果たす、
２０日程度から所得補償の出番を期待すればよいのです。
自営業では働けなくなったその日から所得を補償してほしいと望むでしょう。
補償期間も日本の保険では短すぎるように思います。
一たび働けない状況に陥ったら、
定年ぐらいの年齢まで補償して欲しいと考えるでしょうが、
現在販売されている所得補償は１年か２年の保障期間を
選ぶものばかりです。
絶望的な状態で生き続けるとき、
役に立てる保険が必要なはずなのに・・・。
米国で開発された長期の所得補償を販売している
保険会社も一部ありますが、
どうして、日本の保険会社はこの部分に光を当てないのでしょうか？
私たち代理店は
保険会社に期待するしかありません。
支払対象外(待ち期間）を自営業者用に短くするものと、
サラリーマン向けに２０日、３０日、６０日とを用意する。
保険金を支払う期間も
柔軟に１年、２年、６０歳、６５歳などから選択できるようにする。
こんな商品がどうして日本に無いのでしょうか？
本当に欲しい商品です。
『保険アイマーク』では、
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