日本で発売されているガン保険には
診断給付金が支払われるものが
ほとんどです。
過去のガン保険は
ガンでの死亡時に
それまで掛かった医療費用を
清算することを主眼として作られた経緯があり、
ガン死亡保険金でまとまったお金を受け取るように設計されていました。
しかし、ガンが死に向かう病から戦う病気に変化していくに従い、
ガン保険の一時金も死亡時に受け取るものから、
ガンと診断時に支払われるものに変化しました。
さて、これからが今のトレンドです。
保険会社ごとに診断給付金の取扱いが少しずつ違います。
上皮内新生物(初期のガン）と悪性新生物(進行したガン）
を分けて支払金額に強弱をつけている会社があります。
これに対抗して、
初期のガンでも契約金額を１００％支払う会社があります。
診断給付金を一生涯で一回限りのみ支払う会社と
２年（あるいは３年）に一度なら、
何回でも支払う会社。
診断給付金をガンでの入院を条件に支払う会社と
診断確定時に支払う会社。
一つのガンと戦い、転移も無い状態でずっと入院していた場合、
２年経つと診断給付金が支払われる会社と
同じ一つのガンでずっと治療状態だと診断給付金が出ない会社。
こんなに色々な会社があるんです。
そして、保険会社ごとに見事に保険料に差があり、
男女で分けても、若年の男性が凄く安い会社や
４０代、５０代の女性が安い会社などなど・・・。
このブログを生命保険を取り扱っている方がお読みになった場合、
自分の取り扱っている会社のガン保険は
どの分類に入るのかをしっかり把握されているのか
再度、約款やパンフレットで確認してみてください。
がん診断給付金が入院が前提だったり、
寛解しないでずっと治療しながら２年たって再入院した場合、
診断給付金が出ないガン保険だったりしませんか？
それ自体は決して悪くありません。
そういう設定だから保険料が安く作られているからです。
問題は、
そういう細かいところをしっかり把握せず、
いざお客様にガンが見つかったとき、
お客様や担当者が凍り付いてしまうような説明を
加入時にしてしまっている場合におきます。
診断給付金が、
例えば入院が条件の会社のものなら、
お客様にしっかりそのことをお伝えしていますか？
診断されたら支払われます、
と重要な部分を割愛して説明していませんか？
当社もたくさんのガン保険を取り扱っています。
日ごろから、ガン保険の特徴を
会社別、商品別に比較し
確認しておくことが必要です。
『保険アイマーク』では、
静岡県内でTVCM放映開始に連動して、
ホームページにキャンペーンのご案内を掲載しました。
保険のご相談は『保険アイマーク』各店へどうぞ。
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