『リスク』について考えてみます。
『リスク』というと
『危険』
という風に翻訳されますが、
保険業界や投資業界において、
リクスと表現される事象は
「予定通りにならない確率」
と読み替えるほうが
言葉の使われ方としては
正しいかもしれません。
もし、人生のシナリオが
思い描く予定通りに必ず進むとしたら、
保険が必要になることはほとんど無くなります。
人生が思い描くとおりに進まないので、
保険が存在している、
と言ってもいいのだと思います。
さて、その思い通りにならないケース、
『リスク』
もう少し
『リスク』を分類しながら、
掘り下げてみましょう。
まず、リスクの度合いで分けてみます。
乗り越えられないリスクと、
ちょっと立ち止まる必要はあるけれど
自力で乗り越えられる可能性が高いリスク。
この２つに分類できますね。
本来保険は、
乗り越えられないリスクに対応すればそれで十分だと思うのですが、
保険会社の営業的に考えると、
乗り越えられそうなリスクにも
商品の適応範囲を拡大していけば、
それだけ、お客様の不安を解消できるように見えてきます。
そしてお客様も目に見えて、想像もたやすいようなリスクだと、
え！そんなケースでも保険ってでるの！
という反応になります。
その心理を利用して、
このごろ発売されている商品の中には、
なんてこと無いリスクにも対応できるのが、
優れた保険のように宣伝しているものもあります。
これは要注意ですよ。
本当はそんなことはありませんので、
宣伝にまどわされないでくださいね。
そして、もう一つの分類。
近いうちに発生すると困ってしまうけれど発生する確率は低いリスク。
それに対して、遠い将来、ほぼ確実に発生するリスク。
この２つの分類についても、
保険の本質を考えると
近いうちに発生すると困るリスクに対応すれば
理論的にはそれで十分になります。
遠い将来のリスクは保険というよりは、
お金を蓄えることで解決できることのほうが多くなります。
ですので、私たちは
短期的なリスクは掛け捨ての保険で十分対応し、
遠いリスク、
たとえば、３０代、４０代の方が将来むかえる老後に際し、
介護になってしまう不安、
８０歳、９０歳でなくなった場合の葬式代、
長生きの不安、
老後の生活費の不安などは
個別に保険商品で対応するのではなく、
貯蓄性、投資性にすぐれた
何にでも将来対応できる
『お金を蓄えてくれる保険』で
準備をしていく方向をご案内するようにしています。
そして、そのお金は起こるかもしれない、
『インフレ』に対しても
抵抗力がある商品でご案内する必要を感じています。
この考え方で『保険アイマーク』のサービスは
全店統一しています。
各店舗で実際にご提案する商品は、
お客様の個別のご要望に対応して
さまざまなものになりますが、
根底に流れる考え方は、
上記の理念を徹底的に貫いています。
この考え方が正しいかどうか？
お客様は３０年後、４０年後にリスクに直面されるまで、
待つことになります。
しかし、私たちは保険のプロとして、
将来を待つまでもなく、
今すでに、
将来必ずお客様のお役に立てると確信の上で
私たちの考え方に基づく保険のご案内をつづけています。
保険のプロがお店でお待ちしている、
気軽に利用できる保険ショップを目指していますが、
保険に対する考え方は頑固で、
揺るぎないものを持つスタッフがいる
お店でもあります。
１０月５日に
新静岡セノバにオープンする店舗をあわせ、
グループ５店舗で
皆さまのご来店をお待ちしています。
![通話料無料：0120-719-194 [受付] 9:00〜18:00（日曜日・祝日お休み）](/img/base/header_tel.png)
