銀行の窓口で保険の商品を販売することを
業界では銀行窓販とよびます。
生命保険業界では、
セールスレディによる訪問販売という
高度成長期に成功したビジネスモデルを
堅持しつづけてきました。
このビジネスモデルを守り続けるために、
生命保険の販売ルートを限られたものに限定することに
心血を注ぎ込んできました。
ですから、以前ブログでも書いたように
保険業界が守り続けてきた販売ルートですが、
現在、その割合は減少の一途をたどっています。
個人情報の保護のため、
職場の中にセールスレディが入り込めないため、
職域の営業活動が阻害されている現実。
10年更新タイプやアカウント型をお客様に提案しつづける限界。
そんな中で生命保険の加入ルートとして、
一機にシェアを伸ばしているのが銀行窓販です。
以前、ブログでもかきましたが、
フランスでは、その影響か貯蓄性の保険が圧倒的に販売され、
保障性の保険は7%しか販売されていません。
私は日本はフランスのようにはならないと想像します。
保障に対するニーズが潜在的に日本には存在するからです。
日本での銀行窓販も預貯金の預けかえ的な商品が多く販売されています。
一時払い終身保険や一時払い個人年金などです。
これに対し、われわれのような保険ショップが
将来は保障性の商品を加入するルートになってくると思います。
目的によって、加入ルートをお客様が選択する時代が
到来するのも時間の問題となってきました。
日本では保険はお店で選んで加入するのが常識。
私のブログのタイトルが現実となる日が近づいていると感じています。